鮮度の良い野菜の見分け方!見るべきポイントやコツを徹底解説
野菜は私たちの毎日の食事に欠かすことのできない食材の一つです。ですが、買い物する際、特に意識することなく選んでいる方も多いのではないでしょうか?実は野菜にはそれぞれ鮮度を見分けるポイントがあります。そこでこの記事では、鮮度の良い野菜の見分け方について解説していきます。
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野菜の旬を意識しよう
美味しい野菜を手に入れるための第一のポイントは、旬のものを選ぶことです。今はハウス栽培や輸入などによって旬を気にせず様々な野菜が手に入りますが、その作物にとってのベストシーズンに収穫された旬野菜は栄養価も美味しさも格別です。
野菜には季節に応じた作用があり、夏野菜には体を冷やす作用が、冬野菜には体を温める作用があるものが多いので、健康維持にも役立ちます。また、旬の野菜は安く手に入るというメリットもあります。
鮮度の良い野菜の見分け方
ここからは鮮度の良い野菜の具体的な見分け方について紹介します。
ヘタの状態を確認する
ヘタ付きで売られている野菜は、ヘタの状態を確認しましょう。収穫したての野菜は、ヘタもみずみずしくハリがあります。逆にしなっとしていたり変色したりしている場合は、収穫後時間が経っているか保存状態が良くなかった可能性が高いです。
全体の色をチェックする
野菜全体の色味もチェックすべきポイントの一つです。健康な人が血色の良い顔色をしているのと同じように、鮮度の良い野菜はくっきりと濃い色をしています。また、長ネギのように色の境目がある野菜は、境目がはっきりとしたものを選ぶようにしましょう。
切り口に注目する
アスパラのように切って収穫する野菜は、切り口に注目しましょう。収穫してから時間が経ったものは切り口から水分が抜けて萎れていたり、変色していたりします。逆に切り口がみずみずしくシャキッとしているものは新鮮です。
重さで選ぶ
白菜やキャベツなどはずっしりと重みのあるものを選ぶのがポイントです。重いものほど葉の巻きが良く、水分もしっかり残っているので食感がシャキシャキとしています。逆に、柔らかさを楽しみたい春キャベツやレタスは、見た目以上に重さがなく触ってみてふんわりとした弾力のあるものを選びましょう。
トゲが尖っているものを選ぶ
きゅうりやオクラのようにトゲのある野菜は、トゲの尖り具合もチェックしましょう。触って痛いぐらい尖っているものは鮮度が良い証拠です。逆にトゲに張りがなく萎れているものは収穫から時間が経っている可能性が高いです。
ひげ根の状態をチェックする
さつまいもやごぼうなどの根菜類は、ひげ根の状態も確認することをおすすめします。全体にひげ根が少なく、表面にハリがあってつるんとしたものを選ぶのがポイントです。ひげ根の本数が多く長いものは、栄養を探し求めて根の数を増やしたことを表しています。
カットされていない野菜を選ぶのも一つのポイント
スーパーやコンビニで売られているカット野菜は時短になるのでとても便利ですが、栄養面を考えるならできるだけ使用しない方がいいでしょう。カットすることで水分が抜けやすく、時間が経つと野菜に含まれる酵素も失われてしまいます。丸ごとの野菜に比べて日持ちしないので、もし使用する場合はなるべく早めに使い切るようにしましょう。
新鮮な野菜を選んで美味しく食べよう
旬の新鮮な野菜は、美味しいだけでなく栄養価も高いため、私たちの健康維持にも大いに役立ちます。また、鮮度の良い野菜は傷みにくいので、最後まで無駄なく使い切ることができます。ポイントがたくさんあって難しいと感じるかもしれませんが、基本的にはハリがあってみずみずしく、色が鮮やかなものを選ぶようにするといいですよ。
新鮮な野菜を選ぶコツを掴んで、美味しく健康的な食事を楽しみましょう。