ハーブは肉料理にも合う!風味を楽しむための一工夫を紹介2024.02.04
ハーブは、肉料理に新たな魅力を与えてくれます。肉の種類によって調理方法の選択肢が複数あるように、それぞれの肉に合うハーブも異なります。本記事では、肉料理にハーブを使うメリットや、肉別・ハーブ別のおすすめを紹介します。
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肉料理にハーブを使うメリット
肉料理にハーブを使うメリットには、次のようなものが挙げられます。
- 臭みが消える
- 香りが良くなる
臭みが消える
肉には特有の臭みがあるのが特徴ですが、調理時にもその臭いが気になることも。そんな肉の臭みを消すために、ハーブは役立ちます。さらに、肉本来の素材の風味を引き出すメリットもあるため、ホルモンなど臭いの強いものには特におすすめです。
香りが良くなる
ハーブを肉料理に使うことで、料理そのものの香りも良くなります。また肉には臭みのほかにも、渋みやえぐみなどがあるため、ハーブのさわやかな香りを加えることで、より料理が引き立ちます。
肉料理に合うおすすめのハーブ【肉別】
肉の種類別に、おすすめのハーブを紹介します。
牛肉
牛肉を使った料理の場合には、牛肉本来の風味を引き出すアクセントとしてハーブが使われます。特に、肩やモモなどの部位では、肉が硬い場合が多いので柔らかくするために複数のハーブが使われることもあります。牛肉におすすめなハーブは、煮込みの場合はローレルやタイム、パセリなどで、焼きの場合はタイムがおすすめです。また、牛肉を使った料理の仕上げには、ホースラディッシュを添えましょう。
豚肉
豚肉は臭みが強く脂が多い傾向にあるため、豚肉を使った料理には臭み消しと脂の臭いを緩和させる、香りが強いハーブが適しています。たとえば焼きならセージ、揚げるならクローブなどがおすすめです。
鶏肉
鶏肉は味が淡泊なので、香りが強いハーブは適していません。そのため、主張しすぎず肉の風味を引き立たせてくれるようなハーブがおすすめです。たとえば、煮込みではローレル、焼きにはバジル、揚げるならタイムなどが挙げられます。
羊肉
ラムチョップや煮込みなどで人気が高まっている羊肉は、クセのある香りと風味が特徴です。羊肉を使った料理には、このクセを抑えるハーブがおすすめ。煮込みにはクローブ、焼きにはローズマリーやセージを使うと良いでしょう。
肉料理に合うおすすめのハーブ【ハーブ別】
肉料理に合うおすすめのハーブについて、次のハーブごとに紹介します。
- ローズマリー
- ローリエ
- タイム
- セージ
ローズマリー
地中海沿岸が原産のローズマリーには、フレッシュハーブだけでなくドライのものもあります。さわやかな香りがあり、料理だけでなくハーブティーや芳香剤などにも使われることもあります。肉料理に使うなら、ローストポークやローストチキンなどにアクセントを加えるポイントとしてぴったりです。
ローリエ
ローリエは月桂樹の葉を乾燥させたもので、ヨーロッパにおいて調味料の定番になっているハーブです。ほんのり甘い香りがあり、多少苦味もあります。あっさり系の料理にぴったりで、豚肉を使ったポトフやロールキャベツなどに適しています。
タイム
タイムは、ほんのり甘くさわやかな香りがあり、少々の苦味があるハーブです。料理だけでなくハーブティーやアロマオイルにも使われることがあります。肉の臭みを消す効果もあるため、ラムチョップやポークステーキなどにぴったりです。
セージ
セージは、脂の多い肉料理にぴったりのハーブで、ソーセージやハンバーグなどの香り付けにおすすめです。また、オイルやお酢などに漬け込み、調味料として使用してもよいでしょう。
肉料理にハーブを加えて、風味を楽しもう
肉料理にハーブを取り入れることで、料理の奥深い風味を楽しむことができます。香りや味を引き立て、食卓に美味しさを加える一工夫が、日常を彩ってくれるでしょう。本記事で紹介した肉料理に合うハーブを参考に、肉料理にアクセントを加えてみてはいかがでしょうか。
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