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ハーブは魚料理に合う?料理に加えるメリットやタイミングを紹介2024.01.30

魚のマリネにハーブを添えた一皿

 

ハーブは、魚料理に深みと風味を加える存在で、魚との相性も抜群です。本記事では、魚料理におけるハーブの効果や選び方、さらには魚の種類ごとに最適なハーブを紹介します。また、ハーブを加えるタイミングについても説明し、香り高い魚料理の楽しみ方を提案していきます。ぜひ参考にしてください。

この記事を読むための時間:3分

魚料理にハーブを使うメリット

魚料理にハーブを使うことによって、次のようなメリットを得られます。

 

  • 生臭さを消す
  • 魚のうまみを引き出す

生臭さを消す

魚には、新鮮でも特有の生臭さがあり、調理しても臭みが残り気になる場合もあります。ハーブには消臭効果があるため、魚料理に使うことによってその生臭さを消すことができます。

魚のうまみを引き出す

白身魚のように魚そのものがたんぱくな味だと、調味料を使って調理しただけではあまり風味が立たないということもあるでしょう。ハーブには料理にアクセントを加えたり、素材の風味を引き立てたりするはたらきがあるため、魚のうまみを引き出せます。

魚料理に合うおすすめのハーブ【魚別】

魚料理に合うおすすめのハーブを、次の魚の種類ごとに紹介します。

 

  • 赤身魚(マグロ、カツオなど)
  • 白身魚(タラ、タイ、ヒラメなど)
  • 青魚(サバ、アジなど)
  • その他

赤身魚(マグロ、カツオなど)

マグロやカツオといった赤身魚は、ほかの魚に比べて強い臭みがあります。この臭みを取り除くために、香りの強いハーブを使うとよいでしょう。具体的には、タイムやフェンネルなどのハーブがおすすめです。下処理で茹でる場合にハーブを加えると、ほんのりハーブの香りが付き、臭みを緩和できます。

白身魚(タラ、タイ、ヒラメなど)

タラやタイ、ヒラメなどの白身魚は、たんぱくな味わいが特徴です。香りの強いハーブを使うと風味が打ち消されてしまうため、さわやかな香りのハーブがおすすめです。たとえばタラゴンやバジルは、白身魚の風味をより引き出してくれるでしょう。

青魚(サバ、アジなど)

サバやアジなどの青魚には、特有の臭みがあります。赤魚のように、魚のクセを消してくれる香りの強いハーブを選びましょうローリエは青魚の臭みを消して、爽やかな香りも楽しめます。しっかりとした香りづけが期待できるタイムやフェンネルを使えば、ヨーロッパ風の魚料理のような風味に仕上げられます。

その他

カニやエビ、貝類、イカ、タコなどの魚介類は、独特な臭いがありながらうま味の主張が強いのが特徴です。赤身魚や青魚のようにタイムやフェンネルを使うと、臭いを消しながら素材のうま味をより引き出してくれるでしょうまた、アユやイワナ、ニジマスなども、淡水魚ならではの独特のクセがあります。上品ですがすがしい香りが特徴のローレルで、淡水魚特有の泥臭さを消すとよいでしょう。

魚料理に合うおすすめのハーブ

以下の魚料理に合うの4つのハーブの特徴と、おすすめの使い方を紹介します。

 

  • バジル
  • レモングラス
  • ローズマリー
  • ローリエ

バジル

バジルは、日本人に馴染みのあるハーブのひとつです。フレッシュなものなら、ソースにして魚と一緒に焼けば、ハーブ自体の香りと魚の風味で相性抜群。ドライしたバジルをふりかけて焼いても、魚の風味が際立つでしょう。

レモングラス

レモングラスは、レモンのような香りが特徴のハーブです。バターソテーのアクセントとして少し加えれば、魚の臭みを緩和させるとともに豊かなハーブの風味を楽しめます

ローズマリー

肉料理にもよく使われるローズマリーですが、実は魚料理にもおすすめのハーブです。魚の蒸し焼きで、香りづけにおすすめです。蒸し焼きしたあとのフライパンで、ソースを作るのもいいですね。

ローリエ

ローリエにはクセが少なく、やわらかい香りが特徴です。ドライのものよりも、フレッシュなローリエと一緒に蒸したり煮込んだりするのがおすすめです。魚の臭いを緩和させ、素材のうま味を引き出してくれるでしょう。

魚料理にはいつハーブを加える?

魚料理にハーブを加えるときには、次のフェーズがあります。

 

  • 下準備
  • 調理の途中
  • 飾り付け

 

それぞれの段階でおすすめのハーブの加え方を紹介します。

下準備

下準備でハーブをまぶしたり漬け込んだりすることによって魚の臭みが緩和され、その後の調理過程で臭いが気にならなくなりますまた、下準備の段階でハーブとあわせて魚をオイルに漬けておくのも、そのあとの調理工程が楽になるのでおすすめです。

調理の途中

調理の途中でハーブを加える場合は、臭み消しではなく香りづけとしての役割が大きくなります。煮たり焼いたりする段階で、魚と一緒にハーブを調理しましょう。

飾り付け

料理が完成し、飾り付けの段階でハーブを加えます。ドライハーブをふりかけたり、フレッシュハーブを添えたりしましょう。アクセントを加えるという意味でも、料理の見た目がよくなります

魚料理に合うハーブを試して、香りを楽しもう

今回は、魚料理に合うハーブを紹介しました。魚料理にハーブを使うことには、魚の臭み消しや魚のうま味を引き出すメリットがありますこの記事を参考に魚に合わせてハーブを選び、料理のグレードを上げてみましょう

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